9月13日(ブラジル時間)、ブラジルパラリンピックセンター(サンパウロ、ブラジル)で開催された、11回目を数える男子ブラサカアメリカ選手権(Copa America)は、ブラジルが3-0でコロンビアを破り2大会ぶりの優勝に輝いた。アルゼンチンをPK戦で破り初の決勝進出をはたしたコロンビアはあと一歩のところ届かなかった。これでブラジルは6回目の優勝でLA28の切符を手にした。3位決定戦では初の決勝進出を逃したアルゼンチンが初出場のコスタリカを4-0で下し27年に再びサンパウロで開催され世界選手権への出場権を確保した。
ブラジル 3-0 コロンビア
お互いに前に2枚、後ろに2枚の2-2のフォーメーションで中盤でのボールの奪い合いで始まった前半、徐々にブラジルがゲームを支配する。前半10分 コロンビアの守備があいたところをブラジルのマイコン(4)が左からカットインしセンター7mからゴール左隅へ右足で流し込み先制。さらに、前半終了間際、このマイコンが運んだボールを左6m 45度の位置に構えるノナート(8)にパス。右で受けて左足でファーサイドにうちこみブラジルが2-0で折り返す。
後半コロンビアは、ジョン・ゴンザレ(9)、ファン・ペレス(10)、リノ・コカ(8)を投入して攻撃の枚数を増やして巻き返しを図る。3分にはセンター12mでフリーキックを得るとファン・ロペスの力強いシュートがブラジルゴールを襲うもGKにブロックされる。ここから5分まで立て続けにコロンビアがブラジルゴールを狙うがゴールを割れず。逆に7分にブラジルのハルディエル(11)に左壁のFKからドリブルで交わされてゴール右隅にきめられて3-0とされ万事窮す。そのままブラジルが押し切り、優勝を手にした。コロンビアはグループステージではブラジルと引き分けたが、FINALでは突き放され初優勝には手が届かなかった。
いくつか気がついた点
今回すべての試合を視聴したわけではないが、日本との違いを2点感じた。一つは、上半身のコンタクトについては非常に寛容なレフェリング。かんり激しい接触でもファールはなかなか取らず、また倒れた方もすぐに立ち上がり、次のプレーにうつっていたことだ。もちろん足をかけるなどのファールはきっちりとっている。この辺りは筆者が2023年に初めて世界選手権を取材した時よりさらに寛容になった気もする。アルゼンチンのフェルナンデス、コロンビアのゴンザレスなどが倒されたもすぐに立ち上がり、ボールを追いかけるレジリエンスには驚かされた。一方であまりブラジルの選手が倒れている印象がないところが不思議だ。もう一つが観客の応援。日本ではせいぜい太鼓までだが、体育館にトロンボーンを持ち込んで、タイムアウト時など盛んに応援を送っていた。ある意味騒音に慣れる環境があるとも言えそうだ。この辺り日本のサポートもLIGA.iなどで積極的にやってもいいのではないかと感じた。
最終順位
1🇧🇷ブラジル (Group2 1位)
2🇨🇴コロンビア (Group2 2位)
3🇦🇷アルゼンチン (Group1 1位)
4🇨🇷コスタリカ (Group1 2位)初参加
5🇲🇽メキシコ (Group1 3位)
6🇵🇪ペルー (Group2 3位)
7 🇨🇱チリ (Group2 4位)
8 🇬🇹グアテマラ (Group1 4位) 初参加
なおこの記事はIBSA公式Youtubeチャネルの視聴を元に作成した。


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